六本木の「愛人コンサルタント」J氏の仕事ぶり

グラビアアイドル、金持ちともに余裕がない時代

 「自分から愛人になりたがる子も少なくないよ」とJ氏は言うのだ。

 最近は、グラビアタレントやキャバ嬢も収入が多くなく、本業だけでは生活すら厳しいケースもあるのだという。

 また、彼女たちは、女性の美しさを商売道具にしているため、美を保つ維持費にもかなりの額がかかる。なかなか本業の収入だけでは、エステに通ったり、ブランド物を買ったりすることは厳しいのだ。

 だが、自分の美しさを見初め、お金を使ってくれる愛人が見つかれば、生活費の安定も計ることができる上に、美にお金を使うことだって可能になる。しかし、そううまくいくものでもない。

 「最近は経営者のほうも余裕がある人ばかりじゃないからね。その上、頭の悪い女性と過ごしたってつまらないと思ったり、性格が高飛車な女だとセックスしたって面白くないだろ? でも、一度付き合ってしまったら、別れるのが大変。手切れ金も必要だし、最悪揉めることもある。だから愛人契約をしてつきあう男性が減っているんだよね」

 では、その場合、どうするか? それは“お試し”のデートを設けるのだという。

1 2 3
よかったらシェアしてね!
目次
閉じる