慶應幼稚舎の入学試験をめぐって、慶應医学部OB医師が自分の子息を受験させ、合格発表前にフェイスブック上で、明らかにしてしまうという失態が起きていた模様だ。まさか事前に、合格を知っていたのかどうか、憶測と謎を呼んでいる。
週刊新潮2月6日号によると、慶應幼稚舎の昨年11月13日午前11時間からの合格発表時間の約1時間前に、この慶應OB医師が合格を書き込んでしまったのだという。自身と息子の写真も載せたり、ジョエル・ロブションを貸し切りでお祝いすると書いたりしていた。
慶應幼稚舎は小学校受験の王道であり、学習院初等科、青山学院初等科などよりもステータスと人気を誇る。
志願者数は過去3年は次のとおり
2011年度 1944人
2012年度 1649人
2013年度 1679人
※慶應幼稚舎公表
13年度(12年入試)の募集人員が144人だったことから、出願倍率は11.65倍となる。ペーパー試験がないことでも有名である。
事前に知っていたとすれば、それは裏口入学などの不正入試を疑われることになり、世界的に見ても公正と言われる日本の入試そのものを揺るがすことになる。
現在、この書き込みは見当たらない。事の大きさを痛感したようだ。