オンライン学習教材を展開する「すららネット」は、小学・中学・高校受験シーズンを前に、小中高生に勉強に関する意識調査を行ったところ、「親よりも自分の方が勉強ができない」と思っている子供が53％に上り、また、勉強に関して最も望むことは「口出ししないで」（32.1％）と感じていることがわかった。
すでに開成中、麻布中、武蔵中などの男子御三家や、桜蔭、女子学院、雙葉の女子御三家、灘中など有名私立の中学受験が行われているところであるが、親の考えと実際に受験する子供の考え方には随分と違いがあることがわかる。この調査は、同オンラインから723人から回答を得た。
◆親よりも勉強ができると思うか
・できると思う 13.7％
・どちらかと言えばできる 12.0％
・同じくらい 19.9％
・どちらかと言えばできない 23.0％
・でいないと思う 30.0％
・無回答 1.4％
また、親よりも自分の方が勉強していると答えた子供は24.9％で、どちらかと言えば勉強しているの19.2％で、合計44.1％となった。決して勉強していないわけではないが、努力ほどの結果が出せていないとの認識が強いのだろうか。一方で、親は子供の自信を失わせるような発言をしていないか、注意が必要か。
そして、勉強に関して望むことは口出ししないで欲しいということだ。中学、高校と年齢を経るごとに高くなっていく傾向が見られ、口出しするくらいならば、勉強をしたら褒めてほしいようだ。
