アストンマーチンが愛犬に噛みちぎられる(英)

 英国で、アストンマーチンがペットのボーダーコリーによって、ボディが噛みちぎられるという珍事件が発生したと話題になっている。被害額は日本円で50万円以上に上るというが、保険で何とかなるそうだ。


悪さをしたボーダーコリー
 デイリーメールによると、英国のアストンマーチンのオーナーが留守中に、ペットの4歳メスのボーダーコリーが、ホイールアーチの部分を噛みちぎって、無数の羽毛のような破片が現場には落ちていたという。

 「アストンマーチンDB9」は13万ドル(約1300万円)で、被害総額は50万円以上になったそうだが、保険で実質的な損害はないそうだ。ちなみに、ボーダーコリーはよその家に出すとのこと。

 アストンマーチンDB9のボディ素材は、アルミやカーボンなどの軽量剛性素材が現在は使われており、エコ化の影響で軽量化が図られている。それにしても、ボーダーコリーが本気を出せば噛みちぎることができるとは。

 ボーダーコリーは、中型犬で、体高は53センチほど。体重は14~22キロ。英国では古くから、牧羊犬として役割を果たしてきた。気質は、聡明で、知的好奇心にあふれているそうだ。ご主人のアストンマーチンがよほど気になっていたのだろうか。ペットや、恐るべし。 

◆主な富裕層のペット事件アラカルト
・2010年 米大富豪ゲイル・ポスナーさんが、チャウチャウに10億円を相続した。自分の息子には1億円配分した。犬と息子が少し揉めたという。

・2010年 キャサリン妃の犬がウイリアム王子から贈られた誕生日プレゼントの真珠のネックレスを飲み込む。

・2011年 変死した著名デザイナー、アレキサンダー・マックイーンさんが、愛犬に約600万円の遺産を残していたことが後に判明。

・2012年 松嶋菜々子さん、反町隆史さん夫妻のドーベルマンが著名デザイナーの妻に噛みつく。被害者一家は引っ越し、その不動産の管理会社から訴えられ、請求が認められた。


車体が噛みちぎられたアストンマーチンDB9

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