ヘッジファンド、No.2も1000億円プレーヤーなのか?

 ヘッジファンドマネージャーの年間報酬金額が、数千億円になることはすでに既知である人も多いことだろう。これは創業者であり、トップの報酬。では、ナンバー2であるCIOやCOOはどのくらいの金額になるのだろうか。


デビッド・テッパー氏
 ちなみに、2012年のランキング1位は、アパルーサ・マネジメントのデビッド・テッパー氏で、22億ドル。2位がブリッジウォーターアソシエイツのレイモンド・ダリオ氏で17億ドル。これは、例年と比べて小粒となったが、まだ未発表の2013年分に関しては、高額年収になることはほぼ間違いないだろう。

 テッパー氏らは運用会社トップであるが、ナンバー2はこれまで触れる機会はほとんどなかった。今回、米CNBCがナンバー2にスポットをあてている。

 運用資産総額が50億ドル規模のヘッジファンドの場合、年利10%になったと仮定すれば、COOらナンバー2は年収は700万ドル(約7.1億円)~1000万ドル(約10.1億円)になるという。

 その内訳だが、次のとおりだという。

・基本給 50万ドル~100万ドル

・マネジメントフィー 100万ドル~200万ドル

・成果給 最低ライン500万ドル~青天井

 まず、基本給と手数料からあがる分だけで200万ドルほど貰うことができる。そのため、基本的に年収1億円プレーヤーであるということだ。さらに、成果給を合わせると、10億円プレーヤーに成りえるということだ。

 ヘッジファンドリサーチの調査では、昨年の平均リターンは9.21%だった。しかし、ヘッジファンド業界的には、今後も持続的なリターンが永続するとは限らないために、少々、頭打ちの傾向もある。

 過去、ポールソン&カンパニーで、ジョン・ポールソンの下で、住宅バブル崩壊を予測し、CDSの買い漁る方針を立てた、投資部門のナンバー2だったパオロ・ペレグリーニ氏(現在は独立)は、ブルームバーグによると、2007年の1年で数千万ドルを手にしたとされる。この年の同社の利益は1兆円を超えていた。

 ちなみに、ポールソン氏の2007年の年収は40億ドル。ペレグリーニ氏と2ケタ違う。やはり、独立した方がいいということか。

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