アーティスト長者番付、1位テイラー・スウィフトさん40億円

 米音楽誌ビルボードは、アーティストの長者番付を発表し、1位はテイラー・スウィフトさん(24)で、3969万ドル(約40億円)だった。また、2位にケニー・チェズニーさんが入り、1、2位をカントリー勢が独占した。

1 テイラー・スウィフト 3969万ドル(約40億円)
2 ケニー・チェズニー  3295万ドル(約34億円)
3 ジャスティン・ティンバーレイク 3146万ドル(約32億円)
4 ボンジョヴィ     2943万ドル(約30億円)
5 ザ・ローリングストーンズ 2622万ドル(約27億円)
6 ビヨンセ       2442万ドル(約25億円)
7 マルーン5       2228万ドル(約24億円)
8 ルーク・ブライアン  2214万ドル(約23億円)
9 ピンク        2007万ドル(約21億円)
10 フリートウッドマック 1912万ドル(約20億円)
※敬称略

 テイラーさんは、フォーブスの30歳未満で最も稼いだセレブ長者番付でも首位。昨年は50億円以上の稼ぎがあったのだが、今年40億円とやや下がったものの2位以下を大きく引き離している。

 かつて恋人と住んでいた480万ドルの豪邸を売却。テイラーさんが住んでいたということで値段が上がり、約1億円の利益を出すなど、金運も持っているようだ。

 なぜ、米国のローカル音楽であるカントリーがこれだけ儲かるかだが、位置づけとしては、日本でいえば演歌に相当する。ただ、カントリー歌手が1、2位を独占できたかと言えば、米国の音楽市場の巨大さと、カントリーが今も変わらず好まれているという点がある。

 現代は、「ど」の付くようなカントリーではなく、ハードロックやポップスの要素も入り込み、また、テイラーさんのようにルックスも売りとなり、ポップスファンや新たな世代など広く各世代に浸透していることもある。

 また、世界の著名音楽誌ローリングストーンが今年、カントリー専門誌を立ち上げるほど。音楽ソフト市場だけで言えば、2012年に日本が、米国を逆転。日本43億ドル、米国41億ドルとなっているが、カントリーの人気ぶりがうかがえる。

 このペースでいけば、30代でビリオネアの仲間入りか。

 ちなみに、日本では2004年分の納税額で宇多田ヒカルさんが3億6595万円で1位、演歌では、大御所の北島三郎さんが納税額9445万円で演歌トップだった。

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