住友不動産が曽根崎幼稚園跡地に52階建て高層タワーマンション

 大阪市がプロポーザル方式で募集していた、大阪北小、曾根崎幼稚園跡地(大阪市北区曽根崎2丁目73番2の市有地6934.51平方メートル)の開発事業者が、住友不動産に決定した。最低落札額は67億7480万円に対して、提案額は約145億円だった。応募は5件。梅田に新たなランドマークとなる52階建て900戸の超高層タワーマンションができることになる。

 梅田近辺には現在でも「グランフロント大阪オーナーズタワー」「ザ・梅田タワー」「堂島 ザ・レジデンス マークタワー」「ローレルタワー梅田」「ロジュマンタワー梅田」などの高層タワーマンションがあるが、今回のこの計画は繁華街の中心に位置する新たなランドマークのタワーマンションになりそう。


 審査においては、優れた計画案の中から選ばれた優秀事業者を対象に審査。大阪市負担額を差し引いても、大阪市に有利となる価格提案を行った事業者が選ばれたという。3月28日までに売買契約を行うという。

 事業計画によると、事業コンセプトは「曽根崎Link City」とあり、防災力の高い施設を目指し、津波の際には避難指定され、防災用井戸が設置されるなどしている。1階は商業施設、2階は大阪市などの公共施設や災害時も使用できる施設、3階異常が住居となる予定。

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