現実にではなく、もしも「年収3000万円」あったら、不動産投資したい駅はどこか。オウチーノ総研が行った調査によると、ランキング1位は吉祥寺だった。この調査は、オウチーノ総研が首都圏在住の20~69歳の男女1656人を対象に聞いた。
年収3000万円あった場合に不動産投資を行いたい駅は、次のとおり。※被験者の実際の年収データの分布などは明らかにされていない。
1 吉祥寺駅 3.7%
2 品川駅 3.3%
3 武蔵小杉駅 3.1%
4 豊洲駅 2.6%
5 横浜駅 2.2%
6 東京駅 2.1%
7 新宿駅 2.0%
8 渋谷駅 1.6%
9 六本木駅 1.4%
10 恵比寿駅 1.3%
1位の吉祥寺駅は、各種の住みたい街ランキングでは1位の常連。JR中央線、京王井の頭線と富裕層やアッパー層も多く住むエリアで、また大学も多く学生の賃貸ニーズもあることから、不動産投資においても人気があるようだ。
ただ、投資家の目にかなうような物件が出ることはほとんどなく、築年数が古い上に価格が高いというような物件が多いためで、投資を始めることについて難所としても知られる。好条件が出れば、不動産投資を行いたいという本音が出ている。
投資ということで、東京、新宿、渋谷、六本木といった都心の地価が高い駅が入っている。また、再開発が進んでいる駅も多くランクインした。
一方で、海外不動産に投資するとすれば、どこの国を選ぶか。結果は1位がアメリカで、特にハワイと答える人が多かった。
1 アメリカ 8.8%
2 シンガポール 7.7%
3 ベトナム 4.8%
4 オーストラリア3.9%
5 台湾・インド 2.9%
6 タイ 2.4%
7 インドネシア・マレーシア 2.3%
8 中国 2.2%
9 ミャンマー 2.1%
10 カナダ 1.7%
東南アジア勢が人気だが、外国人による土地の所有権が法的に認められているのはマレーシアのみ。オーストラリアは条件付き、米、カナダは可能。