花火が上がれば株価も上がる

 花火が上がれば株価も上がる。夏の風物詩の花火と株価に関する調査が大和総研から発表され、関連性があることがわかった。

 レポートは東京三大花火大会(隅田川花火大会、東京湾大華火大会、神宮外苑花火大会)を対象に、開催日の日経平均と照らし合わせて調査。取引日と重なったのは1990年以降では、神宮外苑花火大会のみだったので、同大会だけを対象とした。

 結果は、1990年から2009年5月末までの日経平均の勝率は57.1%と高いことがわかった。同期間内の日次騰落率の勝率が49.3%と5割を切っていることからも、それは明らかだ。

 また、その平均値も0.17%で、通常のマイナス0.02%を大きく上回る。仮に毎日、花火大会が行われていると仮定すれば、年間41.4%の上昇となるそうだ。大和総研は「花火の華麗さや迫力は人々の気持ちも大きくさせるのだろう。また投資家の気持ちも前向きにさせるのかもしれない」と分析している。

 ちなみに、今年の神宮外苑花火大会は8月6日(木)開催予定。予備日が翌7日(金)となっている。

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