所有するスマートフォンのサイズで、その人の年収がわかる? という調査結果が、タイムカレントの調査で明らかになった。
この調査は、スマートフォンを利用する全国20代~30代(20代43.7%、30代56.3%)のビジネスマン・ビジネスウーマン600人(男55%、女45%)を対象とし、サイズ別に、各200人を3層に分類した。
◆4.0インチ以下の「Sサイズスマホ」(iPhone5などと表示)
◆4.1~5.2インチの「Mサイズスマホ」(AQUOS PHONEやXperiaなどと表示)
◆5.3インチの「Lサイズスマホ」(設問上、GALAXY Noteシリーズなどと表示)
まず、「管理職以上」・「仕事のモチベーションが高い」人ほど、スマホを仕事で活用するという結果となった。「仕事に活用している」率=26.5%、活用率が最も高いのはLサイズ=34.5%。
スマホサイズ別で比較してみたところ、「活用している」率が最も高かったのはLサイズ=34.5%で、Sサイズ=23.0%、Mサイズ22.0%よりもそれぞれ10ポイント以上高い結果となった。
そして肝心の年収だが、年収上位2割(501万円以上)の年収層では、Lサイズ使用率が圧倒的に多く、46.7%だった。スマホサイズと平均年収の間には、次のような結果が出た。
S=396.0万円、M=402.8万円、L=450.5万円
また、今後の希望年収でも、S=574.3万円、M=572.3万円、L=671.3万円と、Lサイズほど大きくなっている。
次に現在の年収を属性別に集計してみたところ、男性平均は451.5万円、女性平均は373.5万円。年代別年収では20代平均が381.7万円、30代平均では443.3万円となり、全体の平均年収は416.4万円となった。
この調査は年収500万円以上という括りのため、高年収とは言い難いのだが、年収レベルとサイズの差に一定の比例関係が出ている点では興味深い。
ちなみに、米国では逆の結果が出ており、SサイズのiPhoneユーザーは、年収10万ドル以上(年収1000万円以上)が47%とほぼ過半数を占めた(コムスコア調べ、2010年)。