マセラッティ6.5倍、3月の輸入車販売


 日本自動車輸入組合が発表した外国車メーカーの3月の新車販売台数は、4万2543台で前年同月比26.1%増となった。スポーツカーでは特にマセラッティなどスポーツカーが顕著な伸びを見せるなど、消費税率アップの直前のタイミングでの駆け込み需要が発生した模様だ。

 マセラッティは、新モデル「ギブリ」が1000万円を切るという価格帯でもあり、3月だけで183台で、前年同期比653.6%となった。その他のブランドでも、軒並み買われている。

フェラーリ  100台  178.6%
ベンツ    8723台 138.4%
BMW    7341台 132.3%
ベントレー  49台  257.9%
ランボルギーニ 23台 143.8%
アストンマーチン 22台 146.7%
ロールスロイス 22台  146.7%

 また、2013年度で見れば、総計36万2052台、112.7%だった。ここでも、マセラッティの売れ行きが良く、前年度比で2倍以上となった。 

マセラッティ 714台 217.0%
マクラーレン 94台  151.6%
ベントレー  343台  153.1%
フェラーリ  607台  108.8%
ブガッティ  3台   100%
ランボルギーニ 193台 97.0%

 30万台に乗せたのは17年ぶり。前回の増税時の1997年度は反動による販売台数の落ち込みがあり、2014年度には何らかの反動があると考えられる。

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