婚活中の男女は、資産運用にも積極的だということが、ソニー銀行が30日発表した調査結果で明らかになった。約3分の2にあたる66.1%が、普通預金以外でも資産運用を行っている。
この調査は5月29、30の両日、25から34歳の未婚男女600人を対象にネット上で
実施。全体の53.5%が、結婚に対して前向きな考えを持っており、「活動中」の66.1%が、普通預金以外でも運用していた。つまり、株式、ETFなどの金融商品でリスクをより取っていた。
そのマネーに関して「シンプル派(普通預金でのみの貯蓄・資産運用/貯蓄なし)」か「マルチ派(普通預金以外の金融商品を含む貯蓄・資産運用)」に大別すると、婚活の状況によって意見が分かれた。
婚活者は「マルチ派」。「かなり活動中」の婚活者は74.4%、「活動中」の婚活者は66.1%。また、貯蓄額でも差があり、シンプル派の58.3%が100万円未満に対して、マルチ派の77.6%が100万円以上になる。
理由としては、結婚するためには資金が必要なために、運用に関心があるのではないか、とソニー銀行は見ている。