米NBAの元名選手で、NBAのシャーロット・ボブキャッツのオーナーであるマイケル・ジョーダン氏のバスケットシューズの新型モデルの発売がナイキから発表された。いまだ売れ続けるシューズは完売必至。引退して10年以上が経過したにも関わらず、昨年の年収は9000万ドル(約92億円以上)。現在の資産は700億円以上と見積もられ、間違いなく数年でビリオネアとなりそうだ。
マイケル・ジョーダン氏
ジョーダン氏の伝説は、日本でも、すぐにシューズが盗まれたという有りがたくない現象がその伝説を物語る。30代あたりの人は思い当たるフシも多いだろうか。しかも、新品だけでなくボロボロになっていても盗まれていた。
フォーブスによると、ジョーダン氏が2013年のナイキから得た「上がり」は、7500万ドルだったのではないかとされる。ジョーダン氏がNBAで84~85年シーズンでデビューした頃のナイキの立場は弱いものであった。しかし、ジョーダン氏との契約で、世界の50%以上のシェアを握るまでに成功した稀有な例でもある。
ジョーダン氏は現在、NBAシャーロットの筆頭オーナー、不動産投資、レストラン、自動車ディーラーなど幅広い事業を展開している実業家だ。
シューズは年間で1000億円規模のセールスだが、実は引退後もセールスの衰えはないそうで、新作はもちろん、レトロ版やヴィンテージ版などの価値も高まってさえいる。
一度の離婚も経験し、慰謝料をファニータ夫人に1億5000万ドル(約154億円)を支払っている。それでも、700億円以上の資産があるとされる。
引退した名選手は伝説は思い出の中で生き続けるのがこれまでだったが、ジョーダン氏は引退してから自身の伝説が金を生み出すいう、地球上で最も成功したスポーツ選手になりそうだ。