富裕層に嫁ぐ女性も通う『夜の花嫁修行』とは!?

まずはハグ文化を学んでおく

 「お稽古ごとなどに慣れていて、学ぶことが日常化している方が多い印象がありますね。物事を身体よりも頭から受け入れていくようなタイプの女性が多く、自分とパートナーが愛の時間をより楽しめるためにという動機の方が多いですね。また、変わったところでは、『子どもの成長を見守るなかで性教育が必要だと思い、まずは自ら学んでみようと思った』という教育関連に従事している方もいらっしゃいましたね」

 つまり、パートナーとのベッドタイムを、より濃密なコミュニケーションの場と考え、心身ともに深く愛し合えるような時間を持ちたいと考えているというわけだ。そこには、「セックス」から連想されるような下品な雰囲気は一切ない。アカデミックな空気が流れているのだ。

 そのためもあり、“性”をクオリティ・オブ・ライフのなかで、大切なものとして捉えている米国人やフランス人の男性の元へ嫁ぐ女性も、かなりの頻度の高さで訪れるという。在日欧米人のほか、「結婚したら、海外に移住することになっているんです。その前に、学んでおきたくて……」と駆け込んでくるケースもあるようだ。

 「結婚までいかなくても、パートナーが外国人の方は多いですね。国籍も様々ですが、フランス人やアメリカ人が多いかな。ハグ文化で、肌が密着するイチャイチャを大事にする国の男性は、日本人男性よりもスキンシップを大事にするでしょう? そのため、『ラブもみ』を習うことで、もっと仲良くなれるのではないかと期待を持って受講してくださっています」

 専門職の高収入女性や知的な職業の女性、外国人の富裕層に嫁ぐ女性たちが学ぶラブもみレッスン。このままでは、日本のいい女は、どんどん海外に流出してしまうのではないだろうか。

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