坂本龍一さん、9年半ぶりにドラマメインテーマ制作

 10月からスタートするフジテレビ開局50周年記念ドラマ『不毛地帯』のメインテーマを坂本龍一さんが手がけることがわかった。坂本さんがテレビドラマのメインテーマを制作するのは、ドラマ『永遠の仔』のメインテーマ「LOST CHILD」以来、9年半ぶり。

 ドラマ『不毛地帯』は10月にスタートする、木曜夜10時枠の連続ドラマ。唐沢寿明主演・山崎豊子原作という『白い巨塔』のゴールデンコンビが6年ぶりに復活した大作だ。

 同ドラマの長部聡介プロデューサーは「『不毛地帯』をドラマにしようと考えたときから、音楽は坂本龍一さんにお願いしたいと思っていました。この作品で描く終戦から30年という時間的長さと重さ、戦争と経済復興、家族、愛、という多面的なテーマ、全体的スケール感…それらをすべて背負っていけるような音楽、ということを考えると、普通の音楽家では成立しないのではないかと思った」と語っている。

 坂本さんは現在来日中で、8月9日に夢の島公園陸上競技場で開催されるWORLD HAPPINESS 2009にYellow Magic Orchestraとしての出演を予定している。また、10月7日より12月2日までヨーロッパ 9カ国で開催する「Playing the Piano 2009 Europe」ツアーが予定されている。

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