「世界のレストラン・ベスト50」で1位となったデンマークのレストラン「ノーマ(Noma)」が、来年1月に日本進出が決定した。マンダリンオリエンタル東京が発表した。期間限定での出店となる。
ノーマは、コペンハーゲンの港湾倉庫を改装した店舗に、オーナーシェフ、レネ・レゼッピ氏(37)による独創的な料理で知られ、ミシュラン2つ星となっている。また、世界のレストラン・ベスト50で、計4回1位に輝いている。
ここ数年間は日本への出店の機会をうかがっていたともいい、期間限定で、宿泊とセット14万9500円で、宿泊なしでもディナーだけの席も設けるという。予約受け付けは6月23日から。
レゼップ氏は過去、京都の「菊乃井」の主人の招きで来日し、日本の食に触れ興味を持つようになった。そこからは日本進出を考えるようになっていたという。
マンダリンのGMアンソニー・コスタ氏は「レゼッピは世界で最も影響力のあるシェフだが、日本に対する深い情熱を持っている」として、その想いを形にする協力をしたという。