■30代年収3000万円の人の借金額データ
実際に30代で年収3000万円実現者を111人調査した結果のデータが以下のようになります。
・0円(借金なし):62名(55.86%)
・1円-5000万円:33名(29.73%)
・5000万円超~1億円:5名(4.5%)
・1億円超~10億円:9名(8.11%)
・10億円超:2名(1.8%)
最高額は20億円(2名)。
データからわかりますように、55.86%は借金がない状態。また、29.73%はあっても5000万円まで。ちなみに、5000万円までのなかの大半は3000万円前後までといった結果です。つまり、全体の85%以上が借金は5000万円以下というわけです。
■30代年収3000万円の人の借金パターン
データにはあらわれてこないものですが、取材から見えた傾向としては「事業のスタートで借金を多くして、その後、返済して借金ゼロになる人と、事業拡大にさらに借金する人」というパターンが見えてきました。
データをご覧いただければわかりますように、「1円-5000万円」の借金の人(29.73%)の次に多いカテゴリは「5000万円超―1億円」ではなく(4.5%)、「1億円超-10億円」(8.11%)なのです。つまりはあくまで億単位の借金をし続ける層がいるのです。
20代で起業して、30代になったばかりで年収3000万円を超えた若手経営者はこう語っていました。
「起業してから、事業拡大のために人をたくさん雇って。でも、そんなに売上が上がらなくて。それで給料を払うために金策に走ったんですよ。いろんなところに借金を頼んで。結局、消費者金融にも行って借金したりしてました」