ガーナー米国戦に富裕層レフェリー登場

 サッカーW杯ブラジル大会で選手以上に注目された審判がいる。日本人として開幕戦の主審を務めた西村雄一氏ではない。日本時間17日の米国-ガーナ戦の審判を務めたジョナス・エリクソン氏(40)だ。実はこの人、株式を売却して数億円の資産を築いた富裕層でもある。


後半、ガーナ選手にイエローカードを警告する ジョナス・エリクソン氏
 スウェーデン人のエリクソン氏は1994年からサッカーのレフェリー資格を取得して活動を行うようになった。職業はジャーナリストで、後に「IEC」というメディアライツ企業の株式15%を保有するようになった。

 英デイリーメールによると、その15%の株式を売却し、資産は600万ユーロ(約8億3000万円)となっているという。

 2002年からFIFA国際審判員としても活動し、UEFAチャンピオンズリーグなど重要な試合でも審判を務めている。

 欧州のプロサッカーの一般的なレフェリーの年収は7、800万円クラスが相場である。
例えば、英プレミアリーグでは次のようになる。

年間基本給:3万8500ポンド
試合給:1150ポンド
平均年収:7万~8万5000ポンド

 もちろん、ここから多少の上ブレと下ブレはあるが、UEFAチャンピオンズリーグ決勝戦、W杯決勝戦の両方で審判を務めた唯一の審判である、ハワード・ウエブ氏(42)は年収が12万ポンドとされている。

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