サッカーは監督がするものではないが、Ｗ杯ブラジル大会出場国の監督年俸ランキングを英デイリーメールが発表した。1位は実績で群を抜く、ロシアのファビオ・カペッロ監督で、669万ポンド（約11億6200万円）だった。2位ロイ・ホジソン監督に約2倍の金額差をつけている。日本のアルベルト・ザッケローニ監督は、約2億8100万円で9位に入った。
ランキングは次のとおり（敬称略）。
1 ファビオ・カペッロ 露 669万ポンド
2 ロイ・ホジソン 英 350万ポンド
3 チェザーレ・プランデッリ 伊 257万ポンド
4 フェリペ・スコラリ ブラジル 236万ポンド
5 オトマー・フィッツフェルド スイス 223万ポンド
6 ヨアヒム・レーヴ 独 214万ポンド
7 ヴィンセント・デル・ボスケ スペイン 201万ポンド
8 ルイス・ファンハール オランダ 163万ポンド
9 アルベルト・ザッケローニ 日本 162万ポンド
10 ヨルゲン・クリンスマン 米 156万ポンド
11 ディディエ・デシャン 仏 128万ポンド
12 パウロ・ベント ポルトガル 128万ポンド
13 カルロス・ケイロス イラン 125万ポンド
14 ジョージ・サンパオリ チリ 105万ポンド
15 ホセ・ペケルマン コロンビア 100万ポンド
16 アンジ・ポステコグロウ 豪 83万ポンド
17 オスカー・タバレス ウルグアイ 75万ポンド
18 サブリ・ラムシ コートジボアール 61万ポンド
19 ハリホドリッチ アルジェリア 60万ポンド
20 マーク・ヴィルモッツ ベルギー 51万ポンド
デシャン監督、ヴィルモッツ監督ら名プレーヤー上がり、さらにはペケルマン監督ら1億円以上の監督はこのあたりまでとなる。21以下はアフリカ、東欧、中南米などが並び、国の経済情勢が反映されているようだ。
21 フェルナンド・サントス ギリシャ 51万ポンド
22 アレサンドロ・サベラ アルゼンチン 48万ドル
23 ホン・ミョンボ 韓国 47万ポンド
24 ルイス・フェルナンド・スアレス ホンジュラス 37万ポンド
25 レイナルド・ルエダ エクアドル 33万ポンド
26 ジョージ・ルイピント コスタリカ 26万ポンド
27 ヴォルカー・フィンケ カメルーン 23万ポンド
28 ステファン・ケシ ナイジェリア 23万ポンド
29 サフェト・スシッチ ボスニア 21万ポンド
30 ニコ・コバチ クロアチア 16万ポンド
31 ジェームズ・アピア ガーナ 15万ポンド
32 ミゲール・ヘレラ メキシコ 12万ポンド
ちなみに、次期日本代表監督に名前が報道された、ドラガン・ストイコビッチ氏は、2011～13年の名古屋グランパス監督時代の年俸は1億3000万円だった。これは、Ｊリーグでは最高だった。
