芸能人の年収は謎に包まれているため、メディアでの独自試算は毎回それなりに反響がある。このたび公表された、AKB48グループでも研究生という底辺に近いと思われる現役メンバーが「年収1200万円」とされたことで、「1200万も稼いでいたらもっと豪遊しとるわ」などと反論を行っている。アイドルが自分の年収に対して反論をすることは珍しい。
公表されているのは「エキサイティングマックス!」(ぶんか社)の8月号で、「ユニット所属アイドルギャラ格差ランキング」と銘打って紹介されている。1~10位までは次のようになっている。
1 指原莉乃 6800万円 HKT48
2 小嶋陽菜 5900万円 AKB48
3 島崎遥香 4200万円 AKB48
4 山本彩 3500万円 NMB48兼AKB48
5 橋本環奈 5000万円 ReV.From
6 菊池亜美 4900万円 アイドリング
7 渡辺麻友 4600万円 AKB48
7 道重さゆみ4600万円 モーニング娘。
7 玉井詩織 4600万円 ももいろクローバーZ
10 柏木由紀 4500万円 AKB48兼NMB48
※敬称略
ただ、露出が少ない二線級以下は収入はさらにわかりにくくなる。そもそも給料と呼ばれるほどのまともな収入がないという場合も数多く存在する。
今回、インターネット上でちょっとした反響があったのは、SKE48終身名誉研究生の、松村香織さんが年収1200万円というところだ。これには本人がSNSのグーグル+で猛反論している。
「1200万も稼いでいたらもっと豪遊しとるわ」「良い食事したいわ」などとしている。
実際の金額は明らかにはしていないものの「余裕で半分以下だわ」「クレジットカード通らないような金額だよ?」「余裕で500以下」としている。
また、1100万円と算出されたAKB48の岩佐美咲さんは次のように反論している。
「寝言は寝て言おうか」「アイドルって夢があって素敵だね」という皮肉も。
岩佐さんの言うように、狭き門のアイドルだからこそ、売れれば高額年収が入ってくるという「夢」もないわけではない。しかし、10代ではそこまで稼ぎが大きくなる人は現実的には一握りだ。