年収29億円の鳩山邦夫氏、相続税支払いで株譲渡、兄は鳩山会館を相続

渡辺氏はいまだ8000万円の借入金、2億円の記載もなし

 鳩山邦夫氏以外の最大の注目と言えば、みんなの党基代表の渡辺喜美氏だ。DHCの吉田嘉明会長から総額で8億円を借りたとされる問題を抱えている。その一部なのかどうかは明らかではないが、渡辺氏の資産には、いまだに8000万円の借入金が残っていることが判明した。

 2人の主張は食い違っている。つまり、渡辺氏は個人的に借りた。吉田氏は選挙資金として貸したというものだ。今回の公開される資産は渡辺氏個人名であるものだけだ。

 昨年3月1日時点の資産報告では借入金が6億5500万円となっている。数人から借りていたようだが、借主の名前は明らかにはされていない。そこから、おびただしく事務所スタッフによって訂正がなされている。

 さらに、今春に政党の調査によって別に2億円の借入金の存在も判明しているが、報告書の中に記載はなかった。

 2016年に死去した鳩山邦夫氏の相続人が支払うと思われる相続税の額についてはこちら

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