ハーバード大の失われた5年間 米国株に乗り遅れた



 2013年で最もリターンが高いのは米国株で21.46%、次いでプライベートキャピタルの15.357%。次いで、外国株の13.63%、不動産12.17%、資源11.81%となる。つまり、米国株への資産配分を厚くすればするほど、リターンが高くなるということになる。

 さらに、ハーバードのアセットアロケーションを、10億ドル以上の基金の平均的な数値であるNCSEとの比較を次の図で行った。


 まず、米国株の組み入れが3%も少ない。さらに、プラーベートキャピタルにいたっては9%も少なく、リターンが多い資産クラスへの配分が少ないことがさらなる低迷を招いた原因となっているようだ。

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