仏モード界に君臨するブランド「ココ・シャネル」の創業者・ココ・シャネルさんの生涯を描いた映画「シャネル&ストラヴィンスキー」が完成し、今年12月に公開されることが決定した。
1971年に87年の生涯を閉じたシャネルさん。今年は生誕125周年にあたる記念すべき年。製作が決定した時からフランスでは話題となり、伝記本なども出版され、ちょっとしたココ・シャネルブームが起きているのだという。
シャネルさんは母親を亡くし、父親にも捨てられて孤児として修道院で育った。キャバレーで歌いながら生計を立て、針子としてデザイナーになる夢を追っていた。
そして、第二次世界大戦中にはナチスの軍人と交際するなどし、戦後は国を一時追われてスイスに亡命。帰国後も厳しい境遇は続いたが、米国など海外で高い評価を受けてココ・シャネルブランドを現在の地位にまで育て上げた。ファッションデザイナーとして、また女として愛を貫いた姿など、シャネルさんの伝説の物語となっている。
シャネル役を、オスカー女優のシャーリー・マクリーンさんが務めている。
ココ・シャネルさん