AKB48運営社長が退任、篠田麻里子さんブランド破綻の陰に

 AKB48などのグループの運営会社「AKS」の窪田康志社長が6月末で退任していたことが24日、わかった。同日発売の週刊文春が伝えたもの。AKS社内では窪田氏の金に対してルーズな放漫経営が話題になっていたといい、中には元AKB48篠田麻里子さんがプロデュースしたものの破綻したブランド「リコリ」の会社にも不透明な資金の流れがあるとしている。人気グループを多数抱えながら24億円の営業損失があったともいい、首脳陣にも足元の揺らぎが見え始めている。


篠田麻里子さん
 篠田さんのプロデュースするブランド「リコリ」の運営会社が先日破綻。あるアパレル社長は「高くて、ダサくて、握手券付けても無理」と一笑に付していたが、その予想どおりか、メディアでは高い露出度があったものの、客足はサッパリだったようだ。というのも、出店場所の高い賃料に見合う価格帯に設定しなければならず、稚拙なデザインので購買意欲をそそるまでには至らなかったようだ。

 実はこの破綻の裏に、週刊文春が伝えた窪田氏の社長退任があるのだとしている。

 すでに、AKSは以前から、SKE48、NMB48の運営でも主体として携わっているパチンコメーカーの京楽からの資本参加と役員を受け入れている。AKB48、乃木坂46など人気グループを抱えながら24億円の営業損失が出ているといい、窪田氏が退任し、窪田氏の持ち株20%を京楽が買い取ったという。その一端として、リコリに約5億円が融資されていたこともあったと、週刊文春は伝えている。

 週刊文春は以前、「AKB48は事務所社長の『喜び組』」と2010年2月18日号で伝え、裁判にもなり一審、二審ともに、AKSが勝訴している。ここで愛人だと報道されているのが、篠田さんだった。そのためか、不可解な焦げ付き融資だったとの見立てだ。

 篠田さんと同じくAKB48の初期メンバーだった川崎希さんはアパレル社長である。過去にゆかしメディアの取材に、川崎さんは手元資金40万円だったが、流行の流れが少ないメンズで起業したことを語っていた。その方が定番商品でロングセラーになりやすいのだという。

 リコリは最初の計画から結果は見通せていたのかもしれない。篠田さんは閉店してから「ricoriが閉店する事になり大変驚いています」とツイート。まさか知らないとは、そんなことはなかろう…。

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