資産1400億円の宗教家、300億円神殿建設

 宗教法人代表でTV局、銀行オーナーでもある大富豪エディール・マセド氏(69)が、ブラジル国内に約300億円の費用をかけた神殿を建設したことがわかった。一族の資産は14億ドルを誇る宗教家の大富豪。この「ビジネスマン」の目的は何か、憶測を呼んでもいる。

 マセド氏の宗教法人UCKGの公式サイトによると、この建築物はソロモンの神殿をモチーフとしてサンパウロに建設された巨大なもので、すでに記念式典も行われたばかりだ。1970年代に宗教法人を興して、現在にいたるまで、実業界でもその名前をとどろかせるまでの存在となった。


建設された神殿(公式サイトより)
 建設の総工費は推定3億ドルとされ、神殿建設はその力の誇示なのか、よくわからない。マセド氏はクリスチャン・ポストに、信仰を呼び起こす存在とするため、とも答えている。

 ただ、宗教活動と経済活動が分かりにくくなっているのは最近のマセド氏の行動だ。昨年発売した自伝「NOTHING TO LOSE」が6週連続1位の大ベストセラーになった。また、銀行も買収するなど経済活動も活発化してきている。


エディール・マセド氏(公式サイトより)
 また、過去にはリオデジャネイロ、サンパウル、ブラジリアなどを中心拠点とするテレビ局のレコールグループを買収した際には、宗教法人の資金を使ったのではないかとの疑念を持たれたこともある、とフォーブスは伝えている。

 マセド氏は過去、「フォーブスは、わたしがブラジルで最も裕福な牧師であると書いていたが、これには激怒した」とも述べている。

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