EDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)シーンが拡大していく中で、DJ(ディスク・ジョッキー)の存在感が増しているが、このたび米誌フォーブスがDJ長者番付をまとめ、1位は昨年に続きカルヴァン・ハリス氏で6600万ドル(約68億7400万円)だった。
トップ10の年収総額は昨年よりも11%増加し、2億6800万ドルになっているように市場が拡大していることをうかがわせる。EDMの米企画運営会社であるSFXエンターテイメントが昨年、ナスダック上場企業となっているほどだ。年収ランキングは次のとおり。
1 カルヴァン・ハリス 6600万ドル
2 デビッド・ゲッタ 3000万ドル
3 アヴィチー 2800万ドル
3 ティエスト 2800万ドル
5 スティーブ・アオキ 2300万ドル
6 アフロジャック 2200万ドル
7 ゼッド 2100万ドル
8 カスケイド 1700万ドル
9 スクリレックス 1650万ドル
10 デッドマウ5 1600万ドル
※敬称略
カルヴァン・ハリス
2位のデビッド・ゲッタはキャリアも長く、EDM普及に貢献した仏のDJ。3位アヴィチーはアルバムが大ヒットし、24歳の若さで上位ランク入りした。
5位のスティーブ・アオキは、レストランチェーン「紅花」創業者ロッキー・アオキの長男としても知られる。
今年9月には世界最大級のEDMフェス「ULTRA MUSIC FESTIVAL」の日本開催も行われ、DJたちの活躍の場が増えそうだ。