起床してから5分以内にスマートフォンデバイスを見て、13%の人が1日あたりにして合計100回以上スマートフォンを見ており、若年層では67%が朝起きて15分以内に見ていることがデロイトコンサルティングの調査結果が明らかになった。
ランボルギーニ携帯
この年齢層は頻度の高いユーザーだが、1日にして平均53回見ている。100回以上見る人は13%にも上るという。一方で65~75歳の年齢層では、1日あたり13回。56%が10回以下しか見ないという結果になっている。
そして、最初に行うことと言えば、自分のテキストメールを確認するのが25%、メッセージの確認が33%、SNSが14%だった。仕事なのか、プライベートなのかはわからない。
デロイトのアナリストのエド・マースデン氏は「スマートフォンはもはやデジタルデトックスと言っていい存在になっているようだ」と述べている。
レポートではある種の中毒性があることを認めているようでもある。この調査では属性まではわからなかったが、以前に英BBCが調査したレポートでは、富裕層や高所得者は一般人よりも、モバイルを使っているということが明らかになっており、1時間に1回アクセスする人の割合で約2倍の差があった。
その用途だが、ビジネスのため、ニュースの閲覧のためであることが多い。SNSの使用は少なく、ゲームアプリの購入もしないということも同時に判明している。また、ラグジュアリー・インスティテュートが年収15万ドル以上の高所得者を対象に行った調査でも、ほぼ同様の結果だった。
また、少し古い調査だが2012年のニールセンの調査では、高齢者になるほど、高所得者ほどスマートフォンの割合が高くなる傾向にあるようだ。
ユーザーの年齢層と所得層(ニールセン)