帝国ホテル東京は9月1日~9月18日の期間限定で、帝国ホテル総料理長オリジナルのコースメニューが楽しめる「第13代料理長 田中健一郎が贈る~美食の秋~」をトラディショナルダイニング「ラ ブラスリー」で開催する。
これは秋に旬を迎える食材をふんだんに取り入れた、総料理長田中シェフならではの感性とアイディアが光るフレンチのコースメニュー。
コースの前菜「鮑のグラタン ほうれん草添え フローレンス風」は、さっと蒸したやわらかい鮑をスライスし、卵黄とバターで作ったオランデーズソースをかけ、こんがりと焼き色をつけた一品。鮑の殻にほうれん草と鮑が盛り付けられ、磯の香りが充分に堪能できる。
メインディッシュの肉料理「牛肉料理の三重奏」は、1つの皿で調理法の異なる3種の牛肉料理が楽しめる贅沢な一品。ピリっとした緑胡椒の辛みがアクセントになったクリームソースをかけたサーロインのロースト、赤ワインでじっくり煮込んだオックステール、パン粉で包み香ばしく焼き上げたフィレ肉の3種。
田中シェフは1999年から第13代料理長を務め、2002年に総料理長に就任。帝国ホテルでは1890年の開業から現在までに13名の料理長が在任したが、帝国ホテル東京、大阪、上高地帝国ホテルなど株式会社帝国ホテルが提供するすべての料理・食品の味をつかさどる役職である総料理長としては、田中シェフが2代目となる。2005年にはフランスの農業および食文化に貢献したプロフェッショナルに贈られる、フランス共和国農事功労章シュバリエ勲章を受章した。