安愚楽牧場女社長の家賃90万円の高級マンションと返らない4200億円

 経営破たんした和牛預託商法の安愚楽牧場。出資者約7万3000人から総額約4200億円に上る資金を集めたが現在でも怒りに震える出資者は数多いが、元社長の三ヶ尻久美子被告らに対する東京高裁での審理も終結し10月に判決が下される。出資者からは不満の声もいまだに聞こえるが、その怒りに最も火を注いだのが、三ヶ尻被告が千代田区の皇居にも近い家賃90万円の高級マンションの最上階に住んでいるという事実だった。

300平方メートルの最上階メゾネット


 経営破たんした安愚楽牧場の元女社長が、千代田区の皇居に近い家賃90万円のマンションに住んでいるというのは驚くが、やはり財産を隠し持っているという想いが出資者たちによぎった。

 マンションは約300平方メートルのメゾネットタイプ。家賃は優に100万円を超えるようなもので、不動産業者によると、買うなら5億円近くしてもおかしくはないという。長男の会社名義で借りて、ともに住んでいるという。元社長は「(病院への)通院のため
息子のところにいます。息子が社宅として借りていて、家賃はたぶん90万円です」と証言。さらに追及されても「息子の会社のことなのでわかりません」とそれ以上の証言はなく、謎が残るままだ。

 大学病院が通いやすい立地ということなどもあるのだろうが、出資者の被害者感情を大いに刺激し、どよめきのような声が法廷からは漏れた瞬間だった。

 このマンションのオーナー企業とは特に関係性はないようだ。また、栃木県那須塩原市にもマンションの一室を借りていることも判明している。こちらには現在、自身の荷物を置いているという。

 安愚楽牧場に300万円出資したという老人は「保釈金はどこから出たのか最初から不思議に思っていました。どうせ息子が出したんでしょうけど、まだどこかにお金があるのかと勘ぐってしまいます」と話す。

 破綻前に各地で行われていた安愚楽牧場主催するパーティーでは、元社長は交通手段は節約のために電車ばかり使うということを話していたというから、虚言だったのかと疑ってしまう。

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