タイガーグローバル15億ドルの新ファンド立ち上げ

 米著名ヘッジファンド運用会社タイガー・グローバルが、15億ドル規模の新たなヘッジファンドを立ち上げることが明らかになった。アップル、フェースブック、アリババなどIT株投資では右に出る者がいない投資集団が、新たなITスタートアップ企業を物色する。

 米証券取引委員会(SEC)に提出されたファイルによると、資金規模は15億ドルとスタートとしては規模の大きなもので、投資家の人数は最大で415人だという。ベンチャーキャピタル(VC)のようで、まさにスタートアップ企業に投資して大きなリターンをあげることを目的にしている。

 米誌フォーチュン電子版や、NYタイムズはすでに資金をすべて集めた、と複数の証言を得たという。

 タイガー・グローバル社は2005年に、チェース・コールマン氏が設立。コールマン氏はタイガーマネジメントでアナリストとして働いたことでも知られる。2011年にはリターン45%をあげ、業界のリターンランキングで30代にして1位に輝いている。

 チェース・コールマン氏(34)により設立されたヘッジファンド運用会社で、昨年は年利45%で全ヘッジファンドの中でリターン1位に輝いている。師匠のジュリアン・ロバートソン氏が絶対に手掛けなかったIT株を得意として、11年はアップルのリターンが大きくモノを言った。

 翌12年も、フェースブック、リンクトイン、ツイッターの新規株式上場によって大きなリターンをもたらしている。さらに、今年最大の話題株となったアリババも2億ドル分保有しているとされる。

 最近では米国以外でも、中国の自動車予約サイトのビットオートホールディングス、インドのインターネット掲示板Quikrなど成長企業にも投資しており、今後は新興国発のITスタートアップ企業への投資を積極的に行い高いリターンを狙っていくものと見られる。

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