オペラ「魔笛」、4シーズンぶり公演

 10月29日より新国立劇場でモーツァルト作曲のオペラ「魔笛」が上演される。今秋の舞台は30代のフレッシュな歌手たちを中心としたキャスティングで、日本では4シーズンぶりの公演となる。

 「魔笛」はモーツァルトが生涯の最後に完成させたオペラで、代表作。巨匠ミヒャエル・ハンペによる演出で、今回は欧米で大活躍の新鋭ステファノ・フェラーリ、カミラ・ティリングらを迎えたフレッシュな顔ぶれでの公演となる。夜の女王役には美声と技巧を誇るコロラトゥーラの新星・安井陽子がキャスティングされ、注目を集めている。公演日は10月29日、10月31日、11月1日、11月3日の4日間。

 また京王プラザホテルは11月1日の公演に合わせて、「美食とオペラ鑑賞の華麗なる一日」と題し、「魔笛」の鑑賞と同ホテルのフレンチレストラン「アンブローシア」での食事、専門家によるオペラ解説が楽しめる特別プランを販売。オペラ鑑賞前に食事をする昼の部(1名21,500円)と鑑賞後に食事をする夜の部(1名26,000円)と2コースを設定している。講師は新国立劇場職員を経て、新国立劇場オペラ・プログラムをはじめ、音楽ライター・編集者として活動する金子隆寿氏。

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