昨年のジュネーブモーターショーでコンセプトカーとして初お目見えしたフェラーリ・セルジオ。価格は300万ユーロ（約4.1億円）で6台の限定生産で発売することがＣＮＢＣなどの報道でわかった。しかし、すでにソールドアウトだという。
フェラーリ・セルジオは、フェラーリの同社のデザインを長年手がけてきたピニンファリーナが生産にあたるが、販売は限定6台になるという。
ピニンファリーナは1952年からフェラーリの多くのデザインを担当してきたが、亡くなったセルジオ・ピニンファリーナ会長の名前を冠した記念モデルとなる。フェラーリ458スパイダーをモチーフに、フロントボディが特徴的な形状となっている。4.5リッターＶ8エンジンを搭載し、最高時速320キロ、時速100キロ到達が3.4秒だという。
ジュネーブモーターショーでの公開時からは、若干のデザイン変更の可能性もあるという。
昨年発売のラ・フェラーリは499台が完売、米国60周年記念モデルのフェラーリＦ60も10台限定ながらすでに完売している。フェラーリはこのたび増産を計画する新体制となったが、セルジオ発売は少数限定をアピールする一貫のようだ。
