職場のうつ、7割「公言してよかった」

 病院検索サイトQLifeを運営するQLife(東京都世田谷区)は、このほど「職場のうつ、”職場への打ち明け”調査」結果を発表した。それによると患者の8割が「会社に告白」、4割が「同僚に公言」、うち7割が「公言して良かった」と回答したことがわかった。回答者は、全国の上場企業勤務者、300人。

 この調査は、企業の人事労務関係者に「うつ病社員」と「非うつ病社員」の双方にとって働きやすい職場環境づくりのヒントを提供すること、また産業医や医療関係者に”企業に勤務中のうつ病患者”の職場との関係性について理解材料を提供することを目的としている。

 調査結果によると、うつ病患者の8割が「上司や人事」に病気を打ち明けていた。男性の方が打ち明け率は高く、これは女性の方が「親しい友人」への打ち明け率が高いのと、逆傾向だった。ただし「職場のうつ病は、会社が把握している数の1.3倍」「5人に1人は会社に言えずに通院治療」と捉えることができるため、8割という数字は、必ずしも高いといえないという。会社への打ち明けは、休みを取ったり、悪影響環境を変えるなど「治療プロセスで必要な1手段」という側面があり、率の向上が望まれる。

 さらに患者の4割が、病気を「同僚」に「公言」していた。うち3割がその結果「周囲は理解」を示してくれ、かつ7割は「総合的には、公言して良かった」と振り返っていることがわかった。

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