シティバンクの高額預金者向けサービスの、ゴールドとプレミアムのユーザーが、同行の個人向け業務売却について、3分の2以上がが「とても残念に思う」と答えていることが調査結果で明らかになった。また、ゴールド、プレミアムユーザーが今後気に掛けているのは「高額預金者への優遇サービス」「ブランドステータス」「海外ATMの利用」だった。リテール部門の買収先としては、三菱東京UFJを推す意見が最も多かった。
この調査は、アイリサーチが全国20~59歳の男女500人のシティバンク口座を持つ人。シティゴールド、シティゴールドプレミアムの利用者はそのうちの9.6%にあたる48人だった。
シティゴールド=1000万円以上の預金残高、シティゴールドプレミアム=5000万円以上の預金残高とされている。
売却先はまだ決定していないが、どこに売却して欲しいと考えているのか。ユーザー500人全体では、三菱東京UFJ銀行48.4%、新生銀行30.2%、三井住友銀行18.8%が上位3行となった。
シティの代わりに新規口座開設先として検討しているのは、三菱東京UFJ銀行が26.1%、ソニー銀行10.9%、新生銀行8.7%が上位3行となった。