中国紙の中国日報電子版が報じたところによると、収賄と横領の疑いを持たれて調査を受けている河北省の役人の自宅から、1億元以上(約18億円)の現金などが発見されたことが明らかになった。
捜索によって見つかったものは、1億元以上の現金、37キロ分の金塊、さらには不動産関係の書類も68件分見つかっており、68件の不動産を所有している可能性も浮上しており、相当な資産家であることを思わせる。
この共産党員は河北省泰皇島市の水道公社の幹部だといい、実際にはそれほど有名なわけでもなく近所でも富裕層だと悟られることのない存在であったという。しかし、この調査で多額の現金が押収されたことで、一躍有名人となってしまった。
習近平国家主席は、役人の汚職取り締まりを強化して調査を行っており、役人による巨額の蓄財が相次いで発覚している。