ティファニー、日本12%売上減

 米宝飾品大手ティファニーが25日発表した第3四半期(8~10月期)決算で、売上高は
前年同期比5%増の9億6000万ドルとなった。純利益は債務の返済に充当したこともあり、同60%減の3830万ドルだった。1株あたり利益は0.29ドル。全体的には、日本の減少を米国の伸びで補った。


 ティファニーによると、地域別にみると、米州の既存店売上高は11%増加、日本は12%減少という結果になった。

 日本は各ブランドともに消費税率が上がった4月以降は売り上げが落ちているが、8~10月期においても下げ止まらなかった。また、アジアは香港の学生によるデモの影響もあり、商活動が満足に行うことができない状況も影響している。

 新コレクションのティファニー「T」の販売が好調だったこと、米国の既存店舗が好調であったで全体としては補った。

 純利益は、債務返済を除けば同5%増の9900万ドルとなる。

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