総資産7200万ドル(約85億円)と噂されていた米国の17歳の高校生投資家ムハマド・イスラムさんが、その噂を否定したが、日本円に換算して10億円以上の資産を保有していることが明らかになった。
※NYマガジンが記事が出た後に訂正し、イスラムさんの投資はそこまでの成果は上げていなかったとして、確認が不十分であったとの謝罪を行っている。
ムハマド・イスラムさん(リンクトインより)
リンクトインなどによると、イスラムさんはベンガル移民の2世で、6歳の時にゴールドマンサックスに勤務する親戚から投資のことを教わったことが投資を始めるきっかけになったという。11歳から自身の口座を開設しトレードに励むようになった。
現在は、NYのストイフェサントハイスクールに通い、運転免許は持っていないものの、BMWをすでに購入しているという。また、マンハッタンにマンションも借りているという。
投資手法はこれまでに一度も明らかにしてはいないものの、投資はペニーストック、金先物、原油先物などから始めた。現在は先物市場、株式をはじめとして世界中を投資対象にしているという。
目標とする投資家は著名ヘッジファンドマネージャーのポール・チューダー・ジョーンズ氏だという。ポール・チューダー氏は5年連続3ケタリターンをあげるなどしたこともあるが、手法や精神論など様々な面で参考にしていたのだろう。
イスラムさんは高校を卒業後は、友人たちとともに自身のヘッジファンド運用会社を立ち上げることが目標だという。