タクシー配車サービスのUber(ウーバー)がシンガポールで、イタリア高級スポーツカーのランボルギーニ、マセラティによる配車を行うことが決まった。高級車はドリームドライブ社が提供し、ランボルギーニは初乗り2万円となる。
スマートフォンを利用して簡単に近くにいる流しの「タクシー」を拾うことができる。いわゆる白タク行為だとして、タクシー認可をめぐる問題も各国では解決していなかったり、インドでは運転手による乗客への暴行が相次いだり、その一方で、ベルギーでは運転手襲撃が相次ぐなど事件も多い。
ドリームドライブの発表によると、料金体系は次のようになる。
・ランボルギーニ
基本料金200ドル(15分)+1分あたり7ドル
・マセラティ
基本料金165ドル+1分あたり7ドル
シンガポールは交通政策のために、自動車への課税が100%と高税率になっている。さらには新車購入にあたっては権利の購入も落札しなければならないために、価格は異常な上乗せとなる。
ちなみに、マセラティグランツーリスモはシンガポールでは、43万ドル。米国ならば、20万ドル程度になり、基本的には定価の2倍以上は覚悟しなければならない。
3月21、22の両日、15分限定のフリーライドのキャンペーン走行を行ったというが評価は上々で、シンガポールでなら成り立つサービスかもしれない。
他にもマックデリバリーでは、オーストラリアの一部の店舗で、フェラーリ、ランボルギーニで配達するサービスも確認されている。