アメックスセンチュリオンカードなどエリートカードは、プラチナ、ゴールドのカード保有者と比べて、カード詐欺のターゲットにされる可能性が約2倍高いという調査結果が出た。
イスラエル企業のフォーターが世界中の数十万件の取引から研究し、その結果を公表した。米サイトのマーケットウォッチによると、カード詐欺に晒される率がプラチナやゴールドだと1%だが、アメックスセンチュリオンなどブラックにいたっては率が1.7%に上昇するのだという。
・ゴールド、プラチナ 1%
・ロイヤリティカードなど 1%
・ブラックカード 1.7%
また、特徴的な動きとしては、クリスマス、クリスマスイブの日に普段の3倍以上に急増し、活動時間帯としては皆が就寝した午前2~6時に行われるようだ。カードを使うことに抵抗がなくなる時期、さらには活動していない時間に行われる。
先日は高級ホテルのマンダリングループ内のクレジットカード決済のシステムでマルウェアが検出されたこともあった。エリートカードは保有者が富裕層の可能性が高いこともあり、狙われやすいのは当然か。