世界初「歩きスマホ専用エアバッグ」ボルボ

 スウェーデンの高級車メーカー、ボルボ・カー・ジャパンは4月1日、世界初の「歩きスマホ用エアバッグ」の開発に成功したと発表した。歩きスマホによる事故件数が増加する中で、スマホに内蔵されたセンサーが危険を察知して300分の1秒でエアバッグが開いて衝突によるけがを防ぐというものだ。※エイプリルフール限定

 歩きながらのスマホを操作することによる事故は年々増加。東京消防庁管内では、平成22~25年までの4年間で、歩きスマホによる事救急搬送人員は122人に上った。もちろん、これは通報があっての搬送のために、覚知していないものははるかに多いことは言うまでもない。

 年々増加傾向にあり、年代ではなぜか40代が最も多くなっている。けがの程度は軽傷が8割以上だが、中には重症もある。

 ボルボによると、「歩きスマホ用エアバッグ」は、同社の全車標準装備の「インテリセーフ10」と同じくミリ波レーダー、赤外線レーダー、デジタルカメラからなる3つのセンサーシステムで人同士の衝突の危険を未然に察知。衝突が避けられないと判断した場合に作動を開始し、200~300分の1秒で完全に膨むことになっている。

 昨年の4月1日には、独高級車メーカーのアウディ・ジャパンが、外食産業に乗り出し寿司店を全国に500店舗出店するというエイプリルフール限定のニュース発信を行っている。

 車種のクワトロと、寿司ネタのトロをひっかけたシャレで、過去に放映したTVCMの最大斜度37.5度のスキージャンプ台を駆け上るシーンにちなんで、斜度37.5度の専用寿司下駄に乗せて提供するとしていた。

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