フェラーリ「ディーノ」後継を2019年までに計画か

 伊高級車ブランドのフェラーリが2019年までに、V6エンジン搭載の往年の名モデルであるディーノを復活する計画があるという情報が再浮上している。米モータートレンドドットコムのジョニー・リーバーマン氏がツイートしているもの。価格帯は20万ドル以下ではないかとしている。


フェラーリ・ディーノ
 ディーノは、エンツォ・フェラーリ氏の子息アルフレード氏(通称ディーノ 享年24)の名前を冠したモデルで、1974年の生産終了までに約3800台が生産されたV6エンジン搭載の代表的存在だった。アルフレード氏が開発に携わってきた。

 フェラーリと言えば、V8、V12などのエンジンが一般的。V6にすることによって具体的には車体のコンパクト化や、低価格化につながるという効果は考えられる。過去には、二酸化炭素排出規制への対応のため、前会長のルカ・ディ・モンテゼーモロ氏がコメントをしたこともあった。

 ただ、昨年からは、より拡大路線を敷くマルキオンヌ氏が会長となったことで、増産体制を敷くため、20万ドル以下の低価格路線という意味でもあり得ない話でもない。

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