ランク外に漏れた名古屋市
市町村議会では、やはり人口100万人以上の政令指定都市が上位のほとんどを占めた。以下は1位から30位までを見てみるが人口規模や経済規模にほぼ比例しているようでもある。
◆市町村議員月額報酬(月額)
1 横浜市 95.3万円
2 神戸市 93.0万円
3 福岡市 88.0万円
3 北九州市 88.0万円
5 京都市 86.4万円
6 札幌市 86.0万円
6 広島市 86.0万円
8 川崎市 83.0万円
9 仙台市 81.0万円
10 堺市 78.0万円
11 大阪市 77.6万円
12 千葉市 73.1万円
13 さいたま市 72.2万円
14 東大阪市 70.0万円
15 西宮市 68.7万円
16 鹿児島市 68.6万円
17 姫路市 68.5万円
17 福山市 68.5万円
19 熊本市 67.1万円
20 山形市 67.0万円
20 相模原市 67.0万円
20 金沢市 67.0万円
20 岡山市 67.0万円
20 倉敷市 67.0万円
25 茨木市 66.4万円
26 静岡市 66.3万円
27 高槻市 66.0万円
27 和歌山市 66.0万円
29 新潟市 65.3万円
30 吹田市 65.0万円
30 岐阜市 65.0万円
この中で唯一登場していない政令指定都市が、名古屋市だ。月額は50万円で横浜市の半分弱でしかない。と言うのも、年収1600万円と言われてきた議員報酬(期末手当含め)を800万円に削減する条例を決定している。議会開催を実働日数とすれば、年間で約80日のために単純計算で1日1万円でもある。もちろん、名誉のために言っておくと、議会のための調査活動など仕事は多岐にわたり、やればやるほど「損」が出やすい仕事でもある。
厳しい実情を次のページで見てみる。