ピカソ「アルジェの女たち」215億円で落札、ピカソ作品で最高額

 パブロ・ピカソの絵画「アルジェの女たち」=Les Femmes d’Alger(Version“O”)が11日のクリスティーズNYオークションで、1億7940万ドル(約215億円)で落札され、ピカソ作品としては絵画史上最高額の取引となった。


アルジェの女たち
 クリスティーズは11日の夕方、ピカソのアルジェの女たちが1億7940万ドルで落札されたと公式SNSによる速報で発表した。同作品はルーヴル美術館にあるドラクロアの「アルジェの女たち」を何度も見て、それをモチーフに描いたもの。

 事前の発表では1億4000万ドルを推定落札価格としていたが、それを20%以上も上回ったことになる。ピカソ作品のこれまでの最高落札額は「夢(ル・レーヴ)」で、1億5500万ドルだった。これは2013年に、著名ヘッジファンドマネージャーのスティーブ・コーエン氏が落札している。

◆ピカソ作品の高額取引(作品名、落札額、落札年、落札者)

1 アルジェの女たち 1億7940万ドル 2015年
不明

2 夢(ル・レーヴ) 1億5500万ドル 2013年
スティーブ・コーエン

3 パイプを持つ少年 1億4200万ドル 2004年
グイド・バリラ

4 ヌード、観葉植物と胸像 1億650万ドル 2010年
不明

5 ドラ・マールと猫 9520万ドル 2006年
ビジナ・イバニシグリ

 ピカソ作品は日本でもなじみがあり、「ピエレットの婚礼」は1989年に4930万ドルで、鶴巻智徳氏が落札。「曲芸師と幼いアルルカン」は1988年に、3850万ドルで三越が落札している。

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