全国の社長で最も多かった名前は「佐藤誠」。東京商工リサーチが調査した日本全国で最も多い社長名によると、姓が佐藤、名が誠であることがわかった。東日本が「佐藤」「鈴木」が強く、西日本で「田中」「山本」が多かった。
この調査は、東京商工リサーチの企業データベース267万社から、社長の姓名、ヨミガナなどを抽出し集計したもの。
都道府県別で見ると、最も「佐藤」姓の比率が高かったのは秋田県の7.1%。次いで山形県6.7%、宮城県5.9%、福島県4.8%と続き、東北地区が上位を占めた。「鈴木」姓の比率が最も高かったのは静岡県の4.8%。次いで福島県4.0%、山形県3.1%、宮城県2.8%の順だった。
さらに「田中」姓では、最も比率が高かったのは佐賀県の1.9%。次いで鳥取1.66%、滋賀県1.65%、福井県1.59%、京都府1.50%、長崎1.50%と続いた。
名前だが、最も多いのは「誠」の1万1267社。2位は「博」の9176社、3位は「茂」の9146社だった。以下、「隆」8378社、「修」8055社、「豊」7818社と続く。
同姓同名の社長では「佐藤誠」が174社と最も多くなった。読み方で最も多いのが「ヒロシ」で4万5533社だった。