現在のファンドマネージャーたちのマインドは、2003年以降で最も楽観主義になっていることが20日、メリルリンチのレポートで明らかになった。回答者の75%は今後1年間の市場を楽観視している。
調査によると、回答者の75%が、今後1年間の市場について楽観視。これは前月の調査の63%を上回り、調査を開始した2003年以降で最高の数字となった。また70%が、来年度の企業収益は高いものになると考えているようだ。
中国などエマージング市場、テクノロジー株が早期回復の主なエンジン役となっていることが要因として受け止められ、、回答者の33%は特にエマージング市場に注目しているのだという。ただし一方で、米国、欧州などの先進国に対しては懐疑的な見方が残っているままではないか、とメリルリンチは分析している。