世界で数台の「ランボルギーニ・ヴェネーノ」(390万ドル)が発表からわずか3年で、998万ユーロ(1100万ドル、約12億6000万円)と約3倍の価格で、高級車ディーラーが販売していることが明らかになった。巷では1960年代のフェラーリのヴィンテージカーを中心に高級車が高騰を続けているが、台数の関係もあるものの、ランボルギーニも3年で3倍という驚異的な値付けで買い手がつくかどうか注目される。
ランボルギーニ・ヴェネーノ
それから3年が経ち、現在、約3倍の価格で日本国内の高級車ディーラーによって売りに出されている。同サイトによると、シリアルナンバーは「2」で、事故歴もなく、走行距離は840キロとなっている。
米国で複数台、アジアで1台などという報道も当時はあったが、一般に流通するのはこれが初めてと見られる。
英富裕層向け不動産調査会社ナイトフランクのレポートによると、ヴィンテージカーなど高級車の価格インデックスはここ10年で490%に、5年で162%、1年で7%のそれぞれ上昇となっている。もちろん、絵画、ワインやジュエリーなど他の嗜好品と比べても格段に高騰している。
ランボルギーニ・ヴェネーノは3年で3倍の12億6000万円という驚異的な値付けとなっているが、果たしてどのような結果になるか。