全米の女子大学のランキングを、米経済誌フォーブスが発表し、1位には名門のバーナード・カレッジが輝いた。
米国では戦前、多くの良家の女子や優秀な女子が「セブンシスターズ」と呼ばれた名門女子大学群に集まり、アイビーリーグにも並び称されたこともあったほど。戦後は共学の波が訪れたが、現在でも名門女子大学の存在感は失われていない。昨年、女子大卒業生1000人を対象に卒業後の活躍を調査したところ、職場で高い評価を受けている女性は女子大卒65%に対して、共学卒55%だった。
1位に選ばれたバーナード・カレッジはコロンビア大の第10代学長のフリードリック・バーナード氏が1886年に創設。授業は必ず教授が行い、新入生には学生と共通点を持った教授がアドバイザーとして付く。コロンビア大とも提携。実業家で「カリスマ主婦」と呼ばれたマーサ・スチュワート氏らを輩出している。
ランキングは次の通り
1位 バーナード大学
2位 ブリン・マウル大学
3位 セダー・クレスト大学
4位 ミルズ大学
5位 マウント・ホリヨーク大学