マックブックの新型に賭けるアップルの苦境


アップルのYou tubeより
 10月27日、アメリカのアップルは新型「マックブック・プロ」を公開した。

 従来のファンクションキーに代わり、キーボード上部に高精細のカラータッチパネルを搭載した。

 この機能により、ユーザーは写真や音楽の編集等を簡単に行えるほか、通信販売やインターネット上での商品、サービス購入等にも利便性が高まるという。

 タッチパネルには、iPhoneで2013年より導入されている指紋認証システムも導入される。
 それにより、オンライン上での支払いやアプリへのログイン等が簡単に行えるようになる。

アップルの売上はここ最近ダウン

 彼は「アップルはユーザーに、製品の買い替え理由を提示する必要がある」と言っている。マックの売上は現在下降しており、前年比で10%以上下落、現在は220億8000万ドルに落ち込んでいる。
 市場全体でもほかのパソコンに対し遅れをとっており、マーケットリサーチャーのガートナー社が同紙の取材に答えたところによると、マックの出荷は第2四半期で11.3%の下落、マーケット全体に対し5.1%のシェア後退となっている。
 第3四半期のダウンは17%と予想していると、アップルは発表した。

「アップル製品はもう飽和状態にある」
 ガートナー社のアナリストは言う。マック製品は全体的に他社製品に比べ割高なこともあり、「アップルはもはやみんなのものではないのです」と語る。

 アップルによると、今回発表された新製品も、既存のものに対して高い商品価格を予定しているとのことだ。

 iPhoneやiPadなどのマック製品が一般化した今となってはもはや考えにくいことだが、かつて「マックを使うのは医者か建築家くらい」「マックユーザー=変人」と言われた時代があった。
 スティーブ・ジョブズが新製品を発表するごとに、多くのユーザーが熱狂し、発売日にはアップルショップに行列ができたが、ジョブズの死去以降はその勢いも止まってきている。

 マック製品はかつてのように一部の人のものに戻るのか、それとも盛り返すのか、新製品の動きに注目が集まる。

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