富裕層向け豪華客船「飛鳥Ⅱ」2018年新春クルーズ受け付けを開始

 豪華客船「飛鳥」の名前を聞いたことのある人は多いが、実際に乗船した、クルージングを楽しんだことのある人は多くない。


飛鳥Ⅱ

 豪華客船の旅は、長期の休暇を取るのが一般的で、またバカンス先ではのんびりして過ごす習慣のある外国人には昔から人気があるが、富裕層でも日本人とは実はあまり相性がよくなかった。
 日本人は長期休暇を取ることが少なく、旅先ではホテルに留まらず、ツアーに申し込むなどして観光地を動き回ることを好むため、いくら様々な設備が整っているとはいえ、船の中だけにいることに価値を感じない人が多いのだ。

 昨今、日本でもクルージングに関して環境が変わってきている。それは日本人がクルージング好きになったわけではない。年間4000万人の外国人観光客が訪日することを目指している日本政府が、クルージングで日本を訪れる海外の富裕層を取り込むべく、日本各地の港に豪華客船が停泊できるよう設備を整えているのだ。

 横浜、神戸など以前から使用されていたところのほかにも、秋田、京都、鳥取などにも豪華客船が寄稿している。

 整備が進み、今後ますます、日本全国の港に豪華客船が停泊するようになっていく。自然と日本人が豪華客船に親しむ機会も増えていくことだろう。

 ただし、「休みが取れない」問題はそう簡単に解決しない。豪華客船に乗ることは簡単になっても、乗り続けることは簡単ではないのだ。
 そのため運営会社も、長くないクルージングのプランを考えている。2018年の飛鳥Ⅱの新春クルーズは、横浜港をスタートし、もっとも遠くまで行ったならば、最後は飛行機で羽田空港に帰るというプランだ。

 船で何日もかけてゆっくりと海の旅を楽しんだのち、最後は飛行機で一瞬にして帰るというのは味気ない気もするが、短期間ならば参加できるという人たちのニーズを満たすうえで必要な行程だ。

 新春クルーズは2泊3日でクルーズ、長崎のハウステンボスで1泊2日の合計4日間で、九州・佐世保港で下船した後は小さな島の集まる九十九島を訪れることなども可能だ。
 ハウステンボスの1.5DAYパスポートとアトラクションを待たずに乗れるファストパスももらえる。
 陸ではハウステンボスの中にある最上級ホテル“ホテルヨーロッパ”に宿泊し、夕食はハウステンボス歌劇団トップスターによるディナーショーが行われる。
 金額は部屋の種類や人数などにより14万9000 円~95万1000円となる。


ハウステンボス

 飛鳥Ⅱは乗客定員872人の日本最大の客船で、全長241メートル。豪華客船としては決して大きくないが、客1人あたりのスペースは広く、クルーズ専門誌による読者投票「クルーズシップ・オブ・ザ・イヤー」1位を1992年から連続して受賞している。

 2018年3月からは102日間の世界一周クルーズにも出発予定で、代金は400万円台から、ロイヤルスイートの宿泊で2625万円まである。

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