英ロンドンの閉鎖店舗が少ない理由

 不況が直撃した金融街ロンドンのレストランが、過去1年で閉店に追い込まれた店舗がわずか64店で、2000年以来9年ぶりの低い水準となっている、とフィナンシャルタイムズが報じた。

 閉店する店舗が少ないだけではなく、開業したレストランの数も121店で、前年から8%増加している。不思議な現象と言えるかもしれないが、同紙は、顧客は雇用が維持されており、住宅ローンの金利低下で可処分所得が増えているからだという。他にも、ポンド安による海外からの観光客の増加なども寄与していると見ている。

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